2004年に旧安来市と広瀬町、伯太町が合併した安来市には、24の交流センターがあります。安来節や足立美術館など、有名な伝統芸能や観光名所だけでなく、その街で暮らしているからこそ感じるanguruスポットがあるはず。ということで、交流センターの館長さんを訪ねて聞きました。「あなたの街のanguruスポットは?」

 

 

 

 

あなたの街のanguruスポット vol.⑥

— 布部地区 西谷地区 宇波地区 編 —

 

 

 

 

 

布部地区編

小藤館長のプロフィール

 

 

布部出身。平成29年より布部交流センターの館長に着任され館長歴は1年。館長業務以外にも農業と材木業、新聞販売業もされています。趣味は木工ろくろ。木の独特の風合いやぬくもりに愛着があるそうです。「神代(じんだい)けやき」という希少な埋もれ木を使った木札が当交流センターにあり、これも小藤館長自慢の作品のひとつ。

 

 

 

布部地区ってどんなところ?

 

 

 

 

布部地区は、国道432号線が通る安来市南西の山間部に位置します。布部のまちは昔から白椿と深い関りがあることから「白椿の里」と言われ、椿油を約30年前から生産しています。地区の行事は、8月の晩夏を花火と仮装盆踊りで賑わう「愛宕祭り(あたごまつり」と、2000個の行燈に火が灯される「平和のつどい」。平和を願い続けた画家:加納莞雷の美術館「安来市加納美術館」もこの広瀬町布部地区にあります。

 

 

 

小藤館長おすすめのanguruスポット

『布部ダム(白椿湖)』

 

 

布部ダムは安来市に2つあるダムのうちのひとつ。このダムに架かるつり橋は中国地方最大級と言われ、このつり橋や対岸の布部ダム公園から見るダムの景観が特にオススメです。またダムのそばにある食事処の「白椿ハウス」の裏山から見えるダムの様子もなかなかのものです

 

 

布部ダム 所在地

〒692-0623 安来市広瀬町布部 国道432号線沿い

※白椿ハウス( 〒692-0623安来市広瀬町布部2845-1) そば

 

 

 


 

 

 

西谷地区編

 

岩田館長のプロフィール

 

西谷出身。平成24年より西谷交流センターの館長に着任され館長歴は6年。農業をされながら、館長業務をされています。(館長さんの田んぼで育てた「きぬむすめ」が安来市の品評会で表彰を受けたこともあったそうです。)趣味は錦鯉。自宅の池で25匹の錦鯉を飼われる愛好家。

 

 

宇山さんのプロフィール

 

 

西谷出身。農業や炭焼きなどの林業、電子部品の製造業などをされておられました。また、旧広瀬町町議会の元町会議員さんで、昭和50年~平成2年まで町議会の議長を4期(16年)務められた西谷の名士。西谷の土地について詳しくお話して下さいました。

 

 

 

西谷地区ってどんなところ?

 

 

 

 

西谷地区は、安来市南西部に位置し、布部地区と比田地区に挟まれた山間部です。三群山(さんぐんざん)を源流とする渓流には県指定天然記念物のオオサンショウウオ(地元の方はハンザケと呼びます)をはじめヤマメなどが生息しており、中国地方でも有数のオオサンショウウオの里です。豊かな山水で育てられた「きぬむすめ」はJAしまねの品評会でも好評価を受け、全国放送の番組でも取り上げられたとか。『西谷大黒米』のブランド名で全国展開を計画中とのこと。

 

 

 

岩田館長おすすめのanguruスポット

『馬の子淵(まのこぶち)』

 

 

 

「馬の子淵」は西谷の渓流にある大岩の一つです。またこの渓流の下流には「舟岩(ふないわ=舟の形をした大岩)」もあります。この西谷では山間部ならではの渓流と大岩の景観が見ることができ、四季ごとに変化する渓流の景色も大変おすすめです。西谷の町は、かつて奥出雲町から運ばれる鉄の街道の拠点の一つでした。当時、その往来を阻む「だいこんおろし」という巨岩を割り、切り開いたのが今の道(金屋子農道)で、道路わきにある巨岩が馬の子淵の目印です。

 

 

馬の子淵 所在地

〒692-0624 島根県安来市広瀬町西谷

国道432号線から西谷地区に入り「金屋子農道」を1km南下

 

 

 


 

 

 

宇波地区 編

遠藤館長のプロフィール

 

 

宇波出身。運送会社に勤めながら、宇波交流センターの館長として平成25年に就任。宇波の皆さんへの恩返しとして、会社の理解を得て館長職を引き受け5年が過ぎたと話されました。趣味は特に無いそうですが、甘いものが好きでお酒はほとんど飲まれないそうです。安来市で初めて自治会輸送に取り組んだ「うなみの里創生プロジェクト」の代表を務め、宇波の高齢者さんの生活支援と地域を元気にしたいと日々奮闘中。

 

 

 

宇波地区ってどんなところ?

 

 

 

 

宇波地区は安来市のほぼ中心に位置し、広瀬町布部と伯太町に挟まれた山間地帯にあります。安来市吉田地区に繋がる県道257号線(布部安来線)があり、この地区のいたるところで渓流と山あいの美しい景色が見ることができます。たたらの時代当時は「鋳物師(いもじ=鋳物の職人)」がおり、今は「ゆず」や「かじかがえる」など、自然の豊かさを町の活性化に活かしていく計画です。また、この地域は三群山流域にあるため滝も多く、未発見の滝が多いと考えられます。

 

 

 

遠藤館長おすすめのanguruスポット

『塩滝(しおたき)』

 

 

 

塩滝は、宇波地区の滝奥(たきおく=宇波川上流の地域)にあります。坊床山(ぼうとこさん)流域にあるこの滝の落差は12m。滝つぼの飛沫からマイナスイオンが出ており、心もリフレッシュできるパワースポットです。宇波には、語り継がれる悲しい伝説(楠正輝将軍が敵に追われ、妻の塩津姫がこの滝に身を投げたという逸話)があり、この滝の歴史に思いを馳せながら滝の景観を撮影されてみてはいかがでしょうか。

 

 

〒692-0622 島根県安来市広瀬町宇波滝奥

※イエローバス『滝の里停留所』より300m南下すると塩滝入り口の看板があります