2004年に旧安来市と広瀬町、伯太町が合併した安来市には、24の交流センターがあります。安来節や足立美術館など、有名な伝統芸能や観光名所だけでなく、その街で暮らしているからこそ感じるanguruスポットがあるはず。ということで、交流センターの館長さんを訪ねて聞きました。「あなたの街のanguruスポットは?」

 

 

 

 

あなたの街のanguruスポット vol.③

— 十神地区 社日地区 島田地区 編 —

 

 

 

 

十神地区編

 

 

原館長のプロフィール

 

 

十神山を臨む安来港に近い新町の出身。島根県内の小学校教員を38年勤められ、退職後は月山富田城跡の発掘調査で出土した瓦を洗う作業なども経験。平成27年より十神交流センターの館長に着任され館長歴3年目なります。毎年11月に開催される「なかうみマラソン」の10kmコースに参加されるそうです。

 

 

 

十神地区ってどんなところ?

 

 

 

十神地区は、安来節の一節「社日桜と十神山」と唄われる十神山と、かつて鉄の積出港であった安来港があります。国道9号線と安来駅がある旅行客の玄関口。1300年以上前から永代供養として続く「月の輪神事」の終着点もこの十神地区です。室町時代には十神山頂の10本の巨木を航行の目印に、朝鮮との交易も行われていたという話もあります。

 

 

原館長おすすめのanguruスポット

『十神山(とかみやま)』

 

 

 

 

安来駅を出てすぐに見えるこの十神山は、安来市のシンボルです。また神在月(全国的に神無月とよぶ11月のこと)に出雲大社に向かう神様の休憩場所と言われているパワースポットで、地元の人はこの期間に十神山を登らないという風習があります。中海に臨む十神山の遠景もさることながら、十神山の遊歩道から見える中海やまちの景色、遊歩道を覆う山桜のトンネルも自慢の一つ。十神山のなぎさ公園にはキャンプ場もあります。

 

 

十神山 所在地

〒692-0011 島根県安来市安来町2273−1  TEL:0854-23-3321(安来市役所土木建設課)

 

 

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社日地区編

 

 

今岡館長のプロフィール

 


雲南市加茂町出身。日立金属安来工場を退職後、平成23年より社日交流センターの館長に着任された館長歴7年目。趣味は家庭菜園。1年を通じてキャベツやジャガイモ、玉ねぎ、白菜などの野菜を奥様と一緒に栽培されておられるそうです。

 

 

社日地区ってどんなところ?

 

 

 

社日地区は、十神地区と同様に安来節の一節「社日桜と十神山」と唄われる桜の名所「社日山(安来公園)」があります。昭和53年に十神地区と社日地区に分けられたため地区の歴史はまだ浅いですが、春の桜まつりのほかに、文化祭や健康ウォークなどを通じて地元の方との交流を深めています。地区の児童さんが通う社日小学校では「どじょうすくい体操」というユニークな体操を全児童さんに教えているそうです。

 

 

今岡館長おすすめのanguruスポット

『社日山の日本台からの景色』

 

 

 

社日地区の中央にある社日山(安来公園)は、安来市の桜の名所のひとつ。この公園の遊歩道からさらに山道を進むと、日本台という展望台があり、この場所から安来のまちなみや中海、中海の向こうにある島根半島まで見渡せる絶好のスポットです。とても見晴らしの良い場所ですので写真を撮るのにおすすめです。

 

社日山(安来公園) 所在地

〒692-0011 島根県安来市安来町1337−1

※安来市民体育館となり

 

 

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島田地区編

 

廣江館長のプロフィール

 

 

安来市役所を退職後、平成24年より島田交流センターの館長に着任された館長歴6年目。館長さんになる前にバイク免許を取得し、バイクで全国を旅したそうです(縁があって訪れた福井県の永平寺が特に印象深かったそうです)。アクティブなことが好きで、安来市からも近い大山にスキーをされによく行かれるそうです。日本酒も好きで安来市広瀬町の吉田酒造「月山」がお気に入りとのこと。

 

 

島田地区ってどんなところ?

 

 

 

島田地区は、中海に面した安来市北部東端にある鳥取県との県境の地区で、国道9号線が通り、道の駅もある島根県の東の玄関口。地元の特産品は「梨」と「島田タケノコ」。甘みがあって柔らかい『白子』と呼ばれるタケノコを皮付きのまま焼く「焼きタケノコ」と湯がして刺身風にし、わさび醤油で食べるのがオススメ。安来市で大山に一番近い地区なので、様々な場所で大山を背景にした写真が撮影できます。交流センタ―付近の車道に春になると現れる『桜のトンネル』も自慢。

 

 

 

廣江館長おすすめのanguruスポット

『神代塚古墳(じんだいづかこふん)』

 

 

 

 

 

神代塚は、天穂日命(アメノホヒノミコト)のお墓と言われています。天穂日命(アメノホヒノミコト)は、天照大神(アマテラスオオミカミ)の第二子で、大国主命(オオクニヌシノミコト)に国を国譲りさせようと高天原から最初に派遣された神様。出雲大社の千家さんの祖先で、この土地に降り立ったと言われています。遺跡マニアの中でも知る人ぞ知る珍しい場所。神の時代の歴史や面影を感じて頂きたいです。

 

神代塚古墳 所在地

〒692-0026 安来市吉佐町

※安来市吉佐町の国道9号線の「吉佐信号機」から県道101号線を南下し約600m。いにしえ横穴学習館そば